『ビジネス著作権検定』著作権法を全般的に理解し、契約書の著作権条項作成に活かそう!

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法務に役立つ資格を検証していきます。
今回は、ビジネス著作権検定です。
ビジネス著作権検定はビジネス系の能力認定試験を実施している株式会社サーティファイという民間企業が実施しているものです。
では、見ていきましょう。

法務に役立つ度:★★★★☆

1.私の合否

上級試験に合格しています。

ビジネス著作権検定合格証書

2.試験範囲

ビジネス実務、日常生活において必要とされる(1)著作権に関する基礎的な知識、(2)著作権法および関連する法令に関する基礎的知識、(3)インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識(初級)および応用力(上級)が出題範囲です。
応用力については、事例での問題点発見と解決能力について問う内容になっています。

ビジネス著作権検定の合格証書

3.法務に役立つ資格なのか

本検定の上級に合格すると、知的財産管理技能士(国家資格)1級および2級の受験資格となるため、知的財産管理技能士試験を見越して受験しました。
ただ、現在、知的財産管理技能士試験については未受験です。

本検定の試験問題はそこまで難易度は高くないのですが、試験範囲が著作権法全般にわたるため、著作権法をまんべんなく勉強することができました。

法務として契約書を作成する場合、特に業務委託契約を作成する上で著作権条項について折衝することが多くありました。
多くの場合、引き渡しと同時に委託者に帰属する場合が多いのですが、成果物を受託者も利用したい場合もあるため、文言を工夫した経験があります。

特許権をはじめとして登録することで保護される知的財産権とは異なり、著作権は登録がなくとも主張できることから、契約書での約束は必須になると思います。
こういった理由から、著作権法の知識は必要であるし、著作権法をまんべんなく勉強できる本検定は法務に役立つものと思います。

著作権条項もいろいろなパターンがあるため、工夫が必要です!

4.参考サイト

ビジネス著作権検定 | 資格検定のサーティファイ│あなたのスキルアップを応援します|
ビジネス著作権検定は、著作権や知的財産権の保護と知識と活用能力を証明する資格・検定試験です。創作者はもちろん、コンテンツ利用者・管理者などすべての方に不可欠な知識です。

5.参考図書

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