『中小企業診断士』で経営を理解し、現在の幅広い法務業務に活かそう!2次試験は不合格!

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法務の業務に役立つ資格を紹介していきます。
今回は、中小企業診断士を紹介します。

法務に役立つ度:★★★★☆

1.私の合否

一次試験合格、二次試験不合格

結果、不合格で残念!

中小企業一次試験合格証書

2.試験範囲

一次試験(択一式)
①経済学・経済政策
②財務・会計
③企業経営理論
④運営管理
⑤経営法務(民法、会社法、金融商品取引法、知的財産関連法、倒産法制、英文契約)
⑥経営情報システム
⑦中小企業経営・政策

二次試験(論述式)
①企業経営理論
②財務・会計
③運営管理

中小企業診断士の合格証書

3.法務に役立つ資格なのか

経営法務」の科目に関しては、法務の方にとっては得点源になりますし、経営という視点からの法律を勉強できるので役に立つと思います。

珍しいのは英文契約の問題が出題されるところです。
私も過去英文契約を作成したことがあるのですが(売買契約や業務委託契約等)、日本語をそのまま英語に翻訳し、海外との貿易取引条件(FOBやCIF)を追記しただけというものであったので、この際基礎から英文契約を勉強しようと思い、特有の単語や言い回しなどを学びました。

他の科目については、特に「企業経営理論」や「財務・会計」は私自身が、あまり詳しくない分野だったので、業務に役に立ちました。
取締役会での役員の発言が理解できるようになりました。
私はよく発言に出ていた4P(Product:商品、Price:価格、Promotion:プロモーション、 Place:流通)も知りませんでした。

現在の法務の業務範囲は企業内の多岐にわたることも多いため、特に小規模の成長企業の法務にとっては、企業の全般を網羅する中小企業診断士の勉強は役に立つと思います。

私には、勉強する内容が新鮮で楽しかったのですが、論述式の二次試験のハードルが高く、一次試験が免除された関係で、2回二次試験にチャレンジしたのですが、不合格となりました。

またチャレンジしたいです!

4.参考サイト

中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です

5.勉強方法

1次試験合格までは以下を利用していました。
覚えやすい資料になっています。

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