法務があまり勉強しない法律について~環境法

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1.法務があまり勉強しない法律について~環境法

私がコンサルティング会社で仕事をしていて、入社する法務人材やお客様の法務人材と接していて感じることは、法務人材はあまり環境法関連に詳しい人はいないと思いました。

製造業はもちろん多くの企業で環境規制に関する法律の知識は必須のはずですが、このような環境関連の分野はアウトソースする事例が多いように思います。

私も今働いているコンサルティング会社で必要になり、本ブログで以下で紹介している書籍などで勉強しましたが、そこまで難解なものではありません。

法務としては、法律や下位法令、条例の内容までおさえておけば、工場にある設備の知識までは不要だと思います。

設備への法律の適用については、法律面のサポートは法務が担当し、メインは設備管理者が自治体の職員に確認して進めていくことが効率的だと思うからです。

私も、環境法を読んでいて単位が読めないものもいまだにあります・・・。

法務としては各環境法のどこに何が規定されているかを把握することが重要だと思います。

ちなみに本ブログを読んでくれている方は知っていると思いますが、環境法という法律はなく、次に記載するような環境関連の法律の総称です。

環境法は司法試験の選択科目の一つです!

2.環境法に分類される法律の例

地球温暖化対策の推進に関する法律

エネルギーの使用の合理化等に関する法律

大気汚染防止法

水質汚濁防止法

土壌汚染対策法

騒音規制法

振動規制法

悪臭防止法

廃棄物の処理及び清掃に関する法律

初稿 2025/1/18

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